こんにちは。
心理カウンセラー 関 香澄です。
こちらをご覧くださり、ありがとうございます。
職場や日常生活の中で、誰に対しても笑顔で接したり、相手の好みに合わせて会話を盛り上げたり……。
「みんなに良い顔をして、嫌われないように頑張りすぎてしまうこと」はありませんか?
相手のちょっとした表情の変化を察して、とっさに「いいですよ!」と心とは裏腹に引き受けてしまったり、
本当は行きたくないお誘いにも無理して笑顔で参加してしまったり。
そうやって一日中、
周りの人に気を遣い続けて、ようやく夜、お家に帰ってきた瞬間。
鍵を閉めた途端に糸が切れたようにどっと疲れが押し寄せ、
「あぁ、今日一日生きているだけで、何でこんなにも疲れちゃったんだろう……」
と、お布団に倒れ込んでしまうこともあるかもしれませんね。
実は、あなたがこんなにも
「みんなに良い顔」をしてしまうのには、
あなたが八方美人だからでも、
自分がないからでもありません。
これまで、
「私が我慢すればいい」
「その場の空気を壊したくない」
「誰にも嫌な思いをさせたくない」
周りの人を心から最優先にして、
一生懸命に頑張って生きてきた優しい証拠なんです。
今日は、
『「みんなに良い顔」をして、
家に帰るとどっと疲れ切ってしまうあなたへ』
周りの評価を少し横に置いて、家に帰った後のお家時間を、あなたの一番安心できる癒やし空間に変えるための「心のケア」について、お話ししていけたらと思います。
① なぜみんなに「良い顔」をしてしまうのか?(心の仕組み)
幼い頃から周りの顔色を窺って生きてきた健気な過去(アダルトチルドレンの傾向)が、「誰か一人にでも嫌われたら、自分の居場所がなくなる」という強い恐怖のブレーキを作ってしまうことがあります。
実は、かつての私もそうでした。
幼少期に親の機嫌を悪くすると、
「大人になっても無意識に『誰かを怒らせてはいけない』と感じ、家に帰りたくないと思いながら帰るしかなくて、とても辛かった……」
という記憶を、今でも思い出すことがあります。
だからこそ、誰かを怒らせるのが怖くて、みんなに良い顔をしてしまうあなたのその息苦しさが、痛いほどよく分かるのです。
あなたがこれまで過剰に頑張ってこられたのは、それだけ自分の大切な居場所を必死に守り、健気に生き抜いてきた証拠なんです。
② すり減った心を優しく潤す「お家での自分おもてなし法」

お家に帰ったら、まずは頑張って作ってきた「笑顔の仮面」を
外して、思いきり自分を甘やかしてあげてくださいね。
・お部屋にいつもとは違うお花を飾って、その優しい香りに包まれながら、「私、こういう色が好きだったんだな」と自分の感性に気づいてみる。
・いつもとは違うお店にふらっと寄ってみて、「こんな素敵なお店があったんだ」という新しい発見をしながら、美味しそうなものをお持ち帰りしてみる。
いつもと少しだけ違う選択をしてみることで、凝り固まっていた心がほぐれ、「日常の中にも、こんなに小さな幸せや新しい見方があったんだ」という新鮮な発見に出会うことができます。
「仕事モードの自分を外に脱ぎ捨てるイメージ」で、フゥーッと深呼吸をひとつ。
重い鎧を脱いだら、
「今日も一日、みんなに良い顔をして、本当によく頑張ったね。
お疲れさま」と、自分自身に優しい声をかけてあげてくださいね。
③ みんなに好かれなくて
大丈夫。60点で合格!
周りの人の表情や状況を見ながら、
一日中気を張り詰めて過ごす……
それは、あなたにとても高い感受性と、相手を思う素晴らしい力があるという証拠です。
本当に、あなたはとても素敵で優しい人なんです。
でも、すべての人に100点の笑顔を向ける必要はまったくありません。
明日もあなたらしく心地よく過ごすために、これからは
「60点の笑顔で合格!」と、自分をたくさん許してあげてくださいね。
誰かに好かれなくても、あなたにはすでに十分すぎるほどの優しさがあります。
あなたがあなた自身を一番に大切にしてあげることこそが、今日一日
頑張った自分への、最高のご褒美なんですよ。
今日も、周りの顔色に合わせながら、
今日という一日を一生懸命に頑張ったあなたへ。
本当にお疲れさまでした。
