こんにちは。
心理カウンセラー 関 香澄です。
こちらをご覧くださり、ありがとうございます。
職場や家庭で、誰かがイライラして
大きな音を立ててドアを閉めたり、
ため息をついたりしているとき。
「私、何か悪いことしちゃったかな……」
「あの人が怒っているのは、私のせいかもしれない」
そんな風に、周りの人の「不機嫌」にビクビクして、心が休まらなくなってしまうことはありませんか?
相手の顔色を伺っていつも以上に気を遣って優しく接してみたり、
その場をどうにか丸く収めようと無理をしてしまったり……。
状況によっては当たり触らず近寄らずと。
気がつくと、他人の機嫌に振り回されて、自分の方がどっと疲れ切ってしまうことがありますよね。
実は、あなたがこんなにも誰かの不機嫌を自分のせいだと抱え込んでしまうのには、あなたの責任感が強いだけでなく、これまでの心の癖が深く関係していることがあります。
今日は、
「不機嫌なあの人の感情は、あなたの責任ではありません」
というお話をしていけたらと思います。他人の感情と自分の心に、優しい境界線を引いて、もっとラクに生きるためのヒントをお届けしますね。
①「バウンダリー」という見え
ない私のお守り
突然ですが、「バウンダリー」という言葉を耳にしたことはありますか?
これは、人と人との心地よい関係を守るための「見えない境界線」のことです。
目には見えませんが、私たちが自分らしく、かつ他者と健やかに付き合うためには欠かせない「お守り」のような役割をしてくれます。
②なぜ、私たちは苦しくなって
しまうのか
例えば、相手のきつい言葉や態度によって、自分が傷ついたり落ち込んだりした経験はありませんか?
「そこまで言わなくてもいいのに……」
とやりきれない思いを抱えたり、
相手の感情に一喜一憂して、
自分の心が振り回されてしまう。
実は、相手の言葉や行動によって
「不快だな」「心がざわざわするな」
と感じるとき、それは相手があなたの
「心の領域」に入り込んでしまっているサインです。
心理学では、
これを「バウンダリーオーバー
(境界線を超えてしまっている状態)」と呼びます。
③ 他人の不機嫌は相手の課題
であって、あなたの責任では
ありません
あの人が不機嫌なのは、
あの人の心の問題。
あなたが機嫌を取ってあげる必要は
全くないんです。
領域を自分自身でしっかり守ることは、決して冷たいことではありません。
お互いが心地よく過ごすために、
必要な距離感を見つけるための大切な優しさなのです。

④ 今日からできる、お守り
(境界線)を引く小さな
ステップ
ステップ1
誰かの不機嫌にビクッとしたら、
心の中で
「これは私の問題ではなく、あの人の問題」と、頭の中で線を引いてみる。
ステップ2
無理に機嫌を取ろうとせず、
心の中で
「あの人の心は今、荒れ模様のお天気なんだな」ぐらい思って、そっと心地よく過ごすための必要な距離を置いてみてくださいね。
長年続けてきた心の癖ですから、焦らずに、あなたのリズムで少しずつ、
見えないお守りを育てていきましょう。
今日も、周りの不機嫌と戦いながら
今日という一日を一生懸命に頑張った
あなたへ。
本当にお疲れさまでした。
