「結婚すれば幸せ」を手放して気づいた幸せの形

こんにちは。
心理カウンセラー 関 香澄です。

こちらをご覧くださり、ありがとうございます。

前々回のブログで、

「なぜ、いつも最後は私ではなく、別の人が選ばれるの?」
というお話をさせていただきました。

今回は、その彼女と私の「結婚」に対する
考え方について、少しお話をしたいと思います。

私と彼女は、結婚に対する意識がまるで正反対でした。

『まるで正反対だった、私と彼女の結婚観』

私は幼少期のつらいトラウマの経験から、

「結婚=幸せ」とは思えませんでした。

「結婚することが、本当に幸せにつながるのだろうか」
心のどこかで、そんな疑問を持っていたのだと思います。

一方、彼女は私とは正反対でした。

「結婚すれば、幸せになれる」

彼女は、そう信じていたのです。
当時の私は、二人の結婚観がなぜこんなにも違うのだろうと不思議に思っていました。

けれど、振り返ってみると、そこには私たちが育ってきた環境の違いが大きく関係していたのだと思います。


私は、幼少期から家庭の中でつらい経験をしながら育ちました。

毎日、親の顔色をうかがい、不機嫌な顔を向けられずに過ごせた日は、それだけでホッとする。

そんな日常でした。

一方、彼女は、ごく普通の明るい家庭で育ちました。
姉妹とも仲がよく、子どもらしく過ごし、家族から大切にされ、安心して成長していったのです。

私たちは、まるで正反対の環境で育ってきました。

私は、未来に明るいものを思い描くことができないまま大人になり、結婚にも積極的になれませんでした。


彼女は、安心できる家庭の中で育ったからこそ、「結婚すれば、私も幸せな家庭を築ける」
そんなふうに、自然に思っていたのかもしれません。

『正反対の私たちが、見えない鎖に縛られていた』

ここで私は、彼女との大きな共通点に気づきました。

私は「結婚=幸せ」と思えなかった。


彼女は「結婚=幸せ」だと思っていた。


考え方は、まったく正反対です。


それなのに――


私とは正反対の彼女も、私も、「結婚」というものに縛られていたのです。

私は、
「結婚して幸せになれるのだろうか」
という不安に縛られていました。

彼女は、

「結婚しなければ」
「結婚できなければ幸せになれない」
という思いに縛られていました。

いつの間にか彼女は、「結婚」という一つの幸せの形だけを追い求めていくようになりました。

そして、自分自身の人生を見ることが、少しずつできなくなっていったのです。

やがて彼女は、結婚の二文字にとらわれ疲れ切ってしまいました。

『誰かのためではなく、自分の心地よさを大切に』

そして、彼女は少しずつ、自分の楽しみを見つけていけるようになりました。

最初は、一日の日帰りツアーに参加することから始まりました。

そして今では、以前から「行ってみたい」と思っていた場所を一人で足を運ぶようになりました。

そんな彼女を見ていると、以前よりもずっとイキイキしているように感じます。

でも、彼女は少しずつ、結婚のことばかりに囚われるのをやめて、

「自分は何をしたいのか」

「どこへ行ってみたいのか」

「何をしていると楽しいのか」

そんなふうに、自分自身の気持ちに目を向けられるようになったのだと思います。

そして、私自身も、以前とは少し違う時間の過ごし方をしています。

私は休みの日、あえて予定をあまり入れないようにしています。

その日の気分や体調に合わせて、

「今日は何をしたいかな」

と、自分に問いかけながら過ごします。

何かをしなければいけないと決めるのではなく、

「今日はゆっくりしたい」

と思えばゆっくり過ごす

「少し出かけたい」

と思えば出かける。

そんなふうに、その日の自分の気持ちを大切にしています。

彼女と私では、楽しみ方も過ごし方も違います。

でも、今、どちらにも共通しているのは、

「こうしなければ幸せになれない」と
決めつけるのではなく、自分が心地よいと思えるものに目を向けること。
なのかもしれません。

『幸せの形は、人それぞれ、いろいろあっていい』

私たちは、「こうするのが幸せ」「こうなれば幸せ」と、育ってきた環境や経験の中で、無意識のうちに身についた考えを、いつの間にか当たり前のこととして受け止めてしまうことがあります。

彼女にとっては、
「結婚すれば幸せになれる」
という思いが、長いあいだ心の中にありました。

だからこそ、
「結婚しなくちゃ」
「結婚できなければ幸せになれない」
と、知らず知らずのうちに、自分自身を追い込んでいたのだと思います。

でも、ゆっくり、少しずつ

自分が満たされること

自分がやってみたいこと。

自分が楽しいと思えること。

「結婚」という一つの幸せの形だけを見つめるのではなく、

自分自身に目を向けるようになったのです。

その姿を見ていて、私も改めて考えさせられました。

私自身も、結婚生活の中で、

「私は、これが本当に幸せなの?」

と、自分に問いかけたことが何度もありました。
結婚に対する重圧や息苦しさに心が乱れ、
気がつけば、

幸せになることさえ、忍耐になっていたのです。

いつの間にか、本当の気持ちが、周囲の状況や、目には見えない力に押されて、見えなくなってしまうことがあります。

だからこそ、
結婚して幸せになる人もいる。
結婚していても、必ずしも幸せを感じられるとは限らない。

そして、結婚しなくても、自分らしく人生を楽しんでいる人もいます。

幸せには、人それぞれ、いろいろな形があっていいのだと思います。

大切なのは、
「どうすれば幸せになれるのか」
ではなく、

「私にとっての幸せって、なんだろう?」

「私は、どう生きたいのだろう?」

と、自分自身に問いかけてみることなのかもしれません。

あなたは、どんな人生なら幸せを感じることができますか?

どんな時間を過ごしているとき、心がほっとしますか?

どんなことをしているとき、「楽しい」と感じますか?

あなたの望む人生と、心の中にある気持ちは一致していますか?

毎日の忙しい生活の中で考える余裕さえ、なくなってしまうこともあると思います。

でも、誰かのためではなく、あなたが笑顔で生きていける幸せの形が、大切なのだと思います。

あなた自身の幸せの形が見つかることを、心から願っています。

最後までお読みくださりどうもありがとうございました。

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