こんにちは。
心理カウンセラー 関 香澄です。
こちらをご覧くださりありがとうございます。
先日、友人との何気ない会話の中で、こんな言葉が出てきました。
「久しぶりに一人でゆっくり買い物に行ったの。
でも、
なんだか気が引けてしまって……」
その言葉を聞いたとき、私は「分かるなぁ」と思いました。
本当は少しのんびり休みたい。
何も考えなくていい日がほしい。
本当は好きなことを楽しみたい。
本当は自分のために時間やお金を使いたい。
それなのに、
「私だけ楽しんで悪い気がする」
そんな気持ちが顔を出してしまうことはありませんか?
それなのに、いざ自分を優先しようとすると、なぜか心のどこかでブレーキがかかってしまう。
「こんなことをしていていいのかな」
「もっとやるべきことがあるんじゃないかな」
ゆっくり買い物を楽しもうと家を出たはずなのに、いつの間にか頭の中は帰宅してからの家事の段取りでいっぱい。
買い物をしている時でさえ、心はすでに家に帰ってしまっているのです。
家族の気配を感じながら一人で外へ出ると、なんだか落ち着かず、そわそわしてしまうことはありませんか?
私も以前はそうでした。
「今日は一日、のんびり買い物をしよう」
そう思って出かけたはずなのに、時間ばかり気になってしまい、結局は足早に帰宅してしまったことがあります。
特に40代、50代になると、
家族や仕事、親のことなど、
たくさんの役割を抱えながら生きている方も少なくありません。
だからこそ、自分を優先することに、どこか後ろめたさや罪悪感を感じてしまうことがあります。
でも、その「気が引ける」という気持ちは、いったいどこから来るのでしょうか。
今日は、その心の奥にあるものについてお話ししたいと思います。
「その気が引ける気持ちの正体」
実は、その気が引ける気持ちは、
あなたが今まで家族や周りの人を大切にしてきた証でもあります。
家族のことを優先するのが当たり前。
自分のことは後回しが当たり前。
そんな日々を長く続けていると、
自分のために時間を使うことに慣れていないのです。
だから、自分のために何かをしようとすると、
心のどこかで落ち着かなくなってしまうのですね。
それは決して、あなたがわがままだからではありません。
むしろ、
周りの人のことをたくさん考えながら生きてきた優しい人ほど感じやすい気持ちなのです。
「なぜ、ゆっくり休むことが難しいのでしょう」

私たちは、無意識のうちに
『自分を優先する=誰かに迷惑をかける』という公式を作ってしまっているのかもしれません。
けれど実際は、あなたが少し休んだからといって、すぐに誰かが困るわけではありません。
自分を大切にする時間は、これからも大切な人を支えていくための力を取り戻す時間でもあるのです。
「自分に許可を出してあげる」
自分を優先することは、悪いことではありません。
それは、自分を充電するための大切な心のメンテナンスです。
自分を優先することは、自分勝手になることではありません。
これからも大切な人を大切にしていくために、まずは自分の心にも優しさを向けてあげてくださいね。
あなたが笑顔でいることも、きっと大切な人への贈り物になるのですから。
